約 3,633,835 件
https://w.atwiki.jp/ssfate/pages/15.html
狂戦士のクラス。 英霊に「狂」の付加要素を許諾させるだけで該当するクラスであるため、 バーサーカー適性を持つ英霊は多く、その場合は召喚呪文に特定の一節を組み込むことでクラスを指定して召喚できるという 【基準ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運E 真名 体系 属性 出典/出身 代理AA 白骨夫人 神話・伝説 混沌・狂 『西遊記』 レイレイ(ヴァンパイアシリーズ) リンドヴルム 神話・伝説 混沌・狂 ドイツ(民間伝承) ドラコケンタウロス(ぷよぷよ) ベイラン 神話・伝説 善・狂 アーサー王伝説 グランゾン(スーパーロボット大戦) ハヌマーン 神話・伝説 混沌・狂 インド神話 弐号機(新世紀エヴァンゲリオン) リュカオーン 神話・伝説 混沌・狂 ギリシャ神話 ン・ガミオ・ゼダ(仮面ライダーディケイド) ヒュドラ 神話・伝説 混沌・狂 ギリシャ神話 ビオランテ(ゴジラ) ベンディゲイドブラン 神話・伝説 秩序・狂 『マビノギオン』 アシュラマン(キン肉マン) アンタイオス 神話・伝説 混沌・狂 ギリシャ神話 悪魔将軍(キン肉マン) 林冲(狂) 神話・伝説 中立・狂 『水滸伝』 ランスロット(コードギアス・ナイトメアフレーム) 薄田 隼人 史実 中立・悪 日本(戦国時代) やんねえ香(2ch) 海の民 史実 混沌・狂 エジプト新王国 空母ヲ級(艦隊これくしょん) ネロ・クラウディウス(狂) 史実 混沌・悪 ローマ帝国(ユリウス・クラウディウス朝) ネロ・クラウディウス(Fate/EXTRA) ヘリオガバルス(狂) 史実 混沌・中庸 ローマ帝国(セウェルス朝) アリサ・バニングス(魔法少女リリカルなのは) ジェロニモ 史実 中立・狂 アメリカ合衆国 キングゲイナー(OVERMANキングゲイナー) アルバート・フィッシュ 史実 混沌・悪 アメリカ合衆国 ウィル・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険) 鉄仮面の男 史実 中立・中庸 フランス(ブルボン朝) 安藤(魔王 JUVENILE REMIX) ハリケーン・カトリーナ 史実 混沌・狂 アメリカ合衆国 凸守早苗(中二病でも恋がしたい!) ティラノサウルス・レックス その他 秩序・狂 ジュラ紀 ゴシュラスギガ(ZOIDS) ブロッケンの怪物 神話・伝説 ???・狂 ドイツ(超常現象) ブロッケン(機動警察パトレイバー) イヴァン4世(狂) 史実 混沌・中庸 ロシア(モスクワ大公国) 脳噛ネウロ(魔人探偵脳噛ネウロ) 細川忠興 史実 中立・狂 日本(戦国時代) 黒崎一護・虚化/完全虚化(BLEACH) 李逵 神話・伝説 混沌・狂 『水滸伝』 凰鈴音(IS インフィニットストラトス) ブリュンヒルデ・リリィ 神話・伝説 混沌・狂 北欧神話 同志《C》(作品名:英雄伝説シリーズ 閃の軌跡) 聖徳太子 史実 秩序・狂 日本(飛鳥時代) スピリットオブファイア(シャーマンキング) ルネ・デカルト 史実 秩序・狂 フランス(ブルボン朝) フェイスレス(からくりサーカス) ポル・ポト 史実 混沌・狂 カンボジア 泉研(チャージマン研!) アンネリーゼ・ミシェル(狂) 史実 秩序・善 ドイツ連邦共和国 戦場むくろ(ダンガンロンパ) アヒンサ 神話・伝説 秩序・狂 『アングリマーラ経』 宗像 形(めだかボックス) チャク・ムムル・アイン 神話・伝説 混沌・狂 『チラム・バラムの書』 ジェノザウラー(ゾイド) ウィンチェスター・ミステリーハウス 神話・伝説 混沌・狂 アメリカ合衆国 イデオン(伝説巨神イデオン) ローラン(ポルナレフ) 神話・伝説 混沌・善 シャルルマーニュ伝説 ポルナレフ(ジョジョの奇妙な冒険) ドン・ファン・デ・アウストリア 史実 中立・善 ドイツ(神聖ローマ帝国) 石丸清多夏(ダンガンロンパ) 倭建命 神話・伝説 秩序・狂 日本神話 風鳴翼(戦姫絶唱シンフォギア) 八百屋お七 史実 混沌・狂 日本(江戸時代) イカロス(そらのおとしもの) 細川忠興(天下分目前哨) 史実 秩序・中庸 日本(戦国時代) 歌仙兼定(刀剣乱舞) クドラク 神話・伝説 混沌・悪 スラヴ(民間伝承) ジョーカー(DCComics) 聖オリガ 史実 秩序・中庸 ロシア ヴィクトーリア・ダールグリュン(魔法少女リリカルなのは) 馬超孟起 史実 混沌・悪 中国(三国時代) 紅月カレン(コードギアス) 朝倉義景 史実 混沌・中庸 日本(戦国時代) 髏々宮カルタ(妖狐×僕SS) 清姫 神話・伝説 混沌・中庸 日本(平安時代) 千石撫子(化物語) 百目鬼 神話・伝説 秩序・善 日本(平安時代) ナナリー・ランペルージ(コードギアス) マグニ 神話・伝説 中立・善 北欧神話 ヴィータ(魔法少女リリカルなのは) ウィルオウィスプ 神話・伝説 混沌・中庸 世界各地(民間伝承) ゴーストライダー(MarvelComics) ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン 史実 混沌・善 ドイツ カズマ(スクライド) パイア(狂) 神話・伝説 混沌・善 ギリシャ神話 纏流子(キルラキル) モンタギュー家のロミオ 神話・伝説 秩序・狂 『ロミオとジュリエット』 伊藤誠(School Days) ガバンダ 神話・伝説 秩序・狂 『ラーマーヤナ』 グレン(天元突破グレンラガン) リュカオーン(TS) 神話・伝説 混沌・悪 ギリシャ神話 ホロ(狼と香辛料) 李徴 神話・伝説 中立・狂 中国(唐) にゃん太班長(ログ・ホライズン) ベナンダンテ 神話・伝説 中立・狂 ヨーロッパ圏(民間伝承) ウルフルン(スマイルプリキュア) 駒姫 史実 秩序・中庸 日本(安土桃山時代) モモメノ(セブンスドラゴン) オイディプス 神話・伝説 秩序・中庸 ギリシャ『オイディプス王』 プラシド(遊戯王5D's) クリスティーナ 史実 混沌・善 スウェーデン(ヴァーサ朝) Weiss Schnee(RWBY) 口裂女 神話・伝説 中立・中庸 日本(都市伝説) 竈門禰豆子(鬼滅の刃) マクシミリアン・ロベスピエール 史実 秩序・悪 フランス(革命期) ヴァレンタイン大統領(ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン) クンバカルナ(狂) 神話・伝説 混沌・狂 『ラーマーヤナ』 グラトニー(鋼の錬金術師) アンティオコス4世エピファネス 史実 混沌・善 シリア(セレウコス朝) ムラクモ(アカツキ電光戦記) ヘグニ(ホグニ) 神話・伝説 混沌・狂 北欧神話 鏑木・T・虎徹 (Tigger&Bunny) 侯景 史実 混沌・中庸 中国(魏晋南北朝) 牡牛座のハービンジャー(聖闘士星矢Ω) マリー・ド・レェ 史実 混沌・中庸 フランス(ヴァロワ朝) ニア・テッペリン(天元突破グレンラガン) ローラン・グーヴィオン・サン=シール 史実 混沌・善 フランス(革命期~第一帝政) 黒咲隼(遊戯王ARC-V) 平将門 史実 混沌・狂 日本(平安時代) レッドフレーム(機動戦士カンダムSEED ASTRAY(MS・メカ)) イペタム 神話・伝説 混沌・悪 アイヌ神話 叢雲牙(犬夜叉) 伍子胥 史実 混沌・悪 中国(春秋時代) エレン・イェーガー(進撃の巨人) 黒河内伝五郎 史実 中立・狂 日本(幕末) 蛍丸(刀剣乱舞) 四狗ジェベ 史実 混沌・悪 モンゴル帝国 竜宮院聖哉(慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~) カラカラ 史実 中立・悪 ローマ帝国(セウェルス朝) Chara/キャラ(Undertale) 千熊丸 史実 秩序・狂 日本(戦国時代) ユナ(くまクマ熊ベアー) 張献忠(狂) 史実 混沌・悪 中国(明清交代) 赤羽根P(THE IDOLM@STER/プロデューサー) 禰衡正平 史実 混沌・狂 中国(後漢末) ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ) ホグニ 神話・伝説 中立・中庸 北欧神話 藤井蓮(Dies irae) サー・リチャード・オーウェン 史実 秩序・悪 イギリス ファイレクシアの抹殺者 トーテム像 抹消者(マジック:ザ・ギャザリング) フレグ 史実 混沌・悪 モンゴル帝国(イルハン朝) 乙骨憂太(呪術廻戦) 龍且 史実 混沌・中庸 中国(楚漢戦争) トルケル(ヴィンランド・サガ)
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/220.html
キャラシート(サーヴァント用) 【CLASS】バーサーカー 【真名】水瀬 妖夢 -Minase Youmu- 【マスター】 【性別】女 【性格】 底抜けに明るい性格だが、空気が読めない上に自惚れの強いアホの子。しかし、いざという時は肝が据わっている。 普段は頼りないのだが、土壇場での力は半端で無い。その決断力や判断力には目を見張るものがある。 【出典】 ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話 (東方project) ↑出典作品、ゆっくり妖夢と(ryでの出典です オリジナル 【属性】秩序/善 【ステータス】 筋力 E- 5 耐久 B 40 敏捷 E- 5 魔力 A+ 75 幸運 E+ 15 宝具 EX 100 合計 240 【クラス別スキル】 《狂化》A 全ステータスが2ランクずつ上がる。 ただし、マスターの制御すら不可となる。 妖夢による故意での発動、あるいは強いショックが起こった場合は強制的発動する。 妖夢の場合、目が紫色に変化する。 【保有スキル】 《正気の狂気》A 狂化において自我を保つ。 《狂化》のランク(A)をこのスキルが下回れば下回るほどその効果は薄れ、1ランクごとに狂化してから30分は正気でなくなる。 《防御呪文》A++ 防御の呪文。自身の正気を削って使用されるため、あまり多用は出来ない。 重ねがけによるパワーアップは無効。物体に対しても防御呪文は使用出来る。他人に対してかけるのも同様。 発動後、呪文成功2/失敗4のダイスを振る。 成功の場合は防御され、失敗の場合は通常ダイスへと移行する。 この魔術を1日の中で三回以上使うと、自動的に狂化に転移する。 1日の中で五回以上使うと、自動的に『白い粉の白き怪物』化してしまう。 《トリックスター》B 近接戦闘において、自身の回避が成功した場合敵にダメージを与える。 ダイスは重症5/回避1となる。 ただし、相手が瀕死の場合は例外としてこのスキルは発動しない。 1日に2回までの使用制限がかかる。また、この効果発動後のダイス攻撃は、1ロルのインターバルを置かなければならない。 《魔力探知》C サーヴァントの反応を広範囲において探知する。 マスターの反応は近距離で無いといけない。また、サーヴァントのクラスはわからない。 《虚言》A+ 嘘をあたかも本当のように聞かせる。 嘘を見抜くスキルが無い限り、基本見破るのは不可能である。何か確かな根拠が無い限り。 ただしこれは口頭での嘘に限り、書き置きなどでは効果を有さない。 【宝具】 『白い粉の白き怪物(ハント・プレデーション・パーソン)』 ランク EX/種別 対人(自身)宝具/最大補足 1人 ▼ バーサーカーとしての能力を異常なほど上げる宝具。 故意、防御呪文の重ねがけ、または強いショックにより強制的に発動される。 この宝具が発動されると同時に、クラス別スキルの"狂化"も強制的に引き起こされる。 筋力、耐久、俊敏、魔力がこの宝具の効果として4ランク上がる。 そして、代償として幸運がE-となる。 つまり、スキルの効果と併用して、筋力、耐久、俊敏、魔力、宝具がEX、幸運はE-というステータスに変化する。…いや、ステータスにないだけで、実質は幸運はE-をも下回る。 この宝具の最も厄介なところは、『誰であろうと殺す、見境が一切無い』ところである。 この宝具を発動したときに特殊ダイスを振る。 正気1/狂気4/完全狂気1のダイス。 正気の場合は完全に意思を持てる。 狂気の場合は半日経った地点で正気の化物状態になる。ただし、完全狂気の場合は1日中狂気となる。 そして、このダイスが完全狂気か狂気を示した場合、自分の味方であろうと攻撃対象に入れてしまう。 すなわち、場合によっては自分のマスターを自分で殺す可能性がある。 攻撃ダイスも変化し、クリティカル1/重症4/回避1となる。 時間が経てば経つほどその狂気は確かなものとなっていき、クリティカルが1つずつ増えていく。 一回目の攻撃はクリティカル1/重症4/回避1だが、二回目以降はクリティカル2/重症3/回避1…などという風に増加していく。 3回使用した地点(クリティカル3/重症2/回避1)で、クリティカルは増えなくなる。 この宝具の2回目以降の発動後時は、またクリティカル1から始まる。 彼女は回避をしない。この宝具が発動した地点で妖夢は決してどんな攻撃も避けない。 その代わり、《全ての通常攻撃・ダイス変動系宝具・ダイス変動系スキル》からの攻撃を、相手の特殊ダイス効果に合わせて上書きする。 ただしマスターからの攻撃の場合は例外として、通常の回避ダイスを行う。 また、死亡してから5分間だけ動くことが可能。ただしそのときにはこの宝具は強制解除される。 この宝具を発動してから1日は何があってもこの状態を解除させられない。 それが強みとなるか弱みとなるかは、その状況によりけりだろう。 この宝具を使った地点で、スキル《正気の狂気》1ランクダウンの効果が施される。以降は絶対に戻らない。 怪物化している最中の記憶はある。しかし、無論制御は出来ない。見ていながら、何も出来ないのである。 また、マスターの魔力がA以上だった場合において、この怪物に妖夢の自我と外見を取り戻させる魔術が使用出来る。 自我を持った怪物は妖夢の意思で行動することができる。ただし手加減など勿論出来るはずはない。 加えて、自我を持った場合は、魔力のステータスはE-にまで落ちる。ただし、正気の特殊ダイス時に《正気》となった場合は、これに該当しない。《正気》の場合は、外見は怪物なのである。 発動時ステータス 筋力 EX 耐久 EX 俊敏 EX 魔力 EX 幸運 E-(以下) 宝具 EX 『饅頭頭の盆踊り(カーニバル・カーニバル)』 ランク A+/種別 対城宝具/最大補足 約一千万 現実世界に"それら"を呼び寄せる。 饅頭頭…俗に言う『ゆっくり』、外見のまま言葉をいえば生首を召喚する。 それらは「ゆっくりしていってね」と棒読みで唱えながら行進していく。外見は様々。外見が重複する場合もある。 それぞれ"筆頭"の饅頭が5体いて、それらは特殊能力と指揮能力を持ち合わせている。それらは常に妖夢の周辺を彷徨いていて、だからが故に常時発動型。 筆頭饅頭の特性は以下の通り。 紅白饅頭…空を飛ぶことが出来る 魔女饅頭…星型弾幕を貼り、敵を攻撃する 吸血鬼饅頭…触れた物質を破壊する。ただし、人体は例外 ⑨饅頭…氷を操る 緑饅頭…風・雨を操る 饅頭達は敵を発見すると即座に増幅、波のようにして相手に雪崩れ込み、敵を攻撃する。 妖夢が指示するか筆頭が全員死なない限り、この饅頭は増幅を止めない。 発動中は妖夢の回避が1増える。 この宝具による回避を使用するごとに、1代の筆頭が破壊される。 ただし、筆頭が5体いるため、1体が破壊されても5体破壊するまでは発動し続ける。 1日に一度のみ発動することが可能。 【詳細】 生前、妖夢含めた4人組で巨大マフィア会社を滅ぼしたという経歴を持つ。婦警、私立探偵、詐欺師の犯罪者、そして女子高生という驚異の組み合わせで彼女たちは三合会(トライアド)というマフィア組織を壊滅させた。その事柄は伝説であり、中国の歴史に深く刻まれ、三合会に犠牲になった者達から崇められる存在となった。 当時の、女子高生こと水瀬妖夢はある事件を皮切りに3人と出会う。 妖夢は謎の魔術師に誘拐され、《白い粉》を飲まされる。それはこの世には存在しえない物質であり、それは発狂とともに引き起こされる。妖夢の目はピンク色に光り、自我を完全に失う《怪物》に一時的に成り果てるという物だった。 無論それに正気など欠片もなく、本編では仲間すら殺しにかかった。人目もはばからずに、病院内で頭部を丸ごと喰い千切った場面すらあった。 謎の魔術師…名を、『柏崎やらない夫』。彼を倒し、妖夢は徐々に"怪物状態"の制御が出来るようになり、最終的にはそれも使ってマフィアを壊滅させたのである。 彼女は、全盛期であった女子高生の姿で現れる。服装も同じく、制服ではないがごく普通の装いである。 彼女は「英霊」と言われるにはあまりに威厳が無さ過ぎる。 彼女の異常なほどの考えの無さは、本当に異様。 彼女がなんのために聖杯戦争に参加したかなど、通常、判断のつかないことである。 聖杯に、『怪物』からの解放を願う。 画像二枚目…通常時 画像三枚目…怪物化時
https://w.atwiki.jp/moon-joker/pages/51.html
現在のステータス:アリアドネー 現在のステータス:アリアドネー ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:バーサーカー┣━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:アリアドネー 【レベル】:10 【アライメント】:中立・狂┣━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ , ' i / 、j , , ,」i_j }i ,' i / l /, ,ニ} |//」{_j ハ / } l ぃ ノ! l !{'7芹l / / ,' , ,' j| } ヽ{ ! lヘ|}ツ´l/} 〃 / // , ' i 、 ` | | ヽ ノ// / , 'l/ / l {ヽ. | l ´ { /}/ / | | l | l V { 、 ', | | , 人 ヽ. ヽ l | `r‐ ´ / ヽ \ ヽl l -、ァ'′ ∠>‐ ´ ̄ ̄ ` ヽム l , '´ / `丶、 |ノ , ' _ -‐─≧=キ. / . ´ . < ̄ ` 、 _ / / / ヽ ', , ´ム ,′ , ' , ' ', } , / / } / / } ,′ // / , '´} ,' ,' | ,' // / / / / / l / // / / / / / |、 / // / / / / / { ヽ{ / ,'┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【比較能力】 「ダメージ上限値」 ×(自身だけで戦闘を行う事になった時点で「行動不能」) 「使用ステータス」 【筋力】E:× 【敏捷】E:× 【耐久】E:× 【魔力】E:× 「基礎勝率」 【幸運】E:×┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○狂化:E- 種別:異能 タイプ:常時発動 戦闘時、自身は「メイン」「サブ」として参戦する事はできない。 本来は理性を奪う代わりにパラメーターを上昇させるスキル。 しかし元々狂気により精神に異常を来している為、“狂化の呪い”が本来の効果を発揮していない。 正常な思考での言語能力のみが失われている。 ○神性:-(A+) 種別:異能 タイプ:常時発動 このスキルの効果は失われている。 神霊適性を持つかどうか。 本来は女神としての名を持つが、現在は「人間の王女」として現界しているため効果を失っている。 ○精神異常:A 種別:異能 タイプ:常時発動 自身はあらゆる精神に対する効果を受けない。 酩酊と狂乱の神デュオニュソスによる加護であり呪い。 精神に異常を来しており、ありもしない妄想に囚われ正常な思考を著しく阻害されている。 ○導きの糸:A+ 種別:異能 タイプ:常時発動 自身は決して迷わず、宝具の迷宮内を自由に移動する事ができる。 彼の英雄テセウスを迷宮脱出に導いたアリアドネーの糸。 如何なる「迷宮」であっても、必ず脱出する為の道順を導き出してくれる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○自他封印・狂女迷宮(パラドックス・アリアドネー) ランク:B+ 種別:対軍宝具 種別:宝具(異能) タイプ:任意使用(無制限) この宝具はいつでも使用できるが、その選択権はマスターであるバルバトスに存在する。 周囲の空間を巨大な「迷宮」に置き換え、同時にマスターであるバルバトスを 「バーサーカー:ミノタウロス」に変化させる。(データは別記) 迷宮内部で戦闘を行う限り、「バーサーカー:ミノタウロス」の「基礎勝率」に「+30%」し、 「ステータスの比較」においては常に「+10%」のボーナス修正を得る。 また戦闘中、敵陣が持つ「◯仕切り直し」の効果を無効にする。 また迷宮内部は、「◯導きの糸」のスキルを持つキャラクターと同行していない限り、 通常の手段では脱出する事も、特定の場所に向かう事もできない。 仮に脱出や、特定の場所に向かおうとする場合、以下の「移動判定」を行わなければならない。 「判定者のレベル+【幸運】の補正×2」-100=移動判定の成功率 成功率が「0%」以下の場合は自動で失敗し、再判定する毎に成功率を「+10%」できる。 ただし判定に失敗する度に、「50+((判定した回数-1)×10)」%の確率で 「バーサーカー:ミノタウロス」と遭遇。そのまま戦闘となる。 本来はアリアドネーの持つ狂気と妄想を常に具現化させ続ける結界宝具。 己のマスターを迷宮の象徴である「牛頭の怪物」へと変貌させ、侵入者を無秩序に 殺戮する狂気の迷宮で、彼女は決して現れない「待ち望む英雄」の姿を求め続ける。 ―――――しかし、現在は迷宮の核とされるはずのマスターが、その強靭な精神力で 彼女の持つ狂気の「主導権」を握っており、常時展開からマスターの任意によって 展開される形に落ち着いている。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:バーサーカー┣━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ミノタウロス 【レベル】:100 【アライメント】:混沌・悪┣━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ _ | | ! / ヽ | /⌒ヽ / j / ノ /l! i |. l | {/ / /川 i! /. l 、 | / ! ´ ヾL i! / ヽ / { | 芝z ヾ{ } / _/ l\ \ `ー ノ { | } !\ \ | \ \ / }  ̄ヽ \ i! \ \__ l──一'  ̄ヽ、_ ヽ }ー┐ { _ i!ヽ i | |! !\ ヾ厂 | ! ノ } ∨/k 、 / ノ/´ / ∨//,\ { / < V// ヽ _ ノ / ヽ \ ⌒ヽ ∨ / ヽ } ` ..、 -=二 ̄ フ \ _ ノ / \ _ _ ̄/ ̄ ̄ ̄ ー── ^ ―― 、 \ \_ \ 、 `ー . .── 、 \ \ ヽ _ _ _ - ‐ ⌒゙ 、 \ ヽ _ _ \ \ \ }\ \ \ \ \ | ヽ  ̄ ̄ヽ_──── ノ \ \| \  ̄`ー一'´ \ |ト、 \ \ i! \ \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【比較能力】 「ダメージ上限値」 23(負傷6/重傷12/行動不能23/死亡-) 「使用ステータス」 【筋力】A+:+25% 【敏捷】C:+15% 【耐久】A:+25% 【魔力】B:+20% 「基礎勝率」 【幸運】D:+10+レベル100+30=140%(比較前)┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○狂化:B 種別:異能 タイプ:常時発動 このキャラクターは「メイン」以外で参戦する事ができず、敵味方問わずにレベルが 「このキャラクターのレベル÷2」未満のキャラクターは「サブ」として参戦する事ができない。 【運】以外のステータス全てに「+」補正を加える。 【筋】で【耐】との比較が発生した場合、相手の【耐】を「半減(端数切捨て)」できる。 同時に「負傷」によるペナルティを無効化する。 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 ○怪力:A 種別:異能 タイプ:任意使用(回数5/1戦闘) 「使用ステータスの選択安価」の際に使用を宣言する。 その比較で使用を選択した【筋】に「+」補正を加える。 また【耐】との比較が発生した場合、自陣の【筋】の数値に「+10」する。 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 ○戦闘続行:A 種別:体術 タイプ:常時発動 ダメージ上限値を「+2」する。 自身は如何なる状況でも「重傷」によるペナルティ修正を受けない。 また「行動不能」になるだけのダメージを受けても戦闘を継続できる。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 ○伝承防御:A+ 種別:異能 タイプ:常時発動 このキャラクターは、「英雄テセウス」以外のキャラクターから受ける如何なるダメージでも「死亡」しない。 但し、ダメージそのものを消去できるわけではなく、「ダメージ上限値」の2倍以上のダメージを 受けた場合でも「○自他封印・狂女迷宮」の効果自体が解除される。 また戦闘時、ステータス比較で常に「敵陣に参戦しているキャラクター数×5%」のボーナス修正を受ける。 物語の怪物として、「伝承に則した方法」以外では殺害されないという特異な魔術特性。 「迷宮を彷徨うミノタウロスは、英雄テセウスの手により倒された」という神話に基づき、 その肉体はテセウス以外の手で殺害するのは極めて困難となっている。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 西欧財閥陣営、バルバドス・ゲーティアのサーヴァント。迷宮の奥で二度と訪れない英雄を待ち、嘆く女性。 真名はアリアドネー。クレタ王ミノスの子。エウロパの孫に当たる。 また、名前の意味「とりわけて潔らかに聖い娘」から本来は女神だったのではという説もある。 ミノス王とポセイドンの生贄によるトラブルで種違いの兄弟である怪物ミノタウロスが生まれ、 彼は迷宮ラビリントスに幽閉され、クレタに敗戦したアテナイから生贄が捧げられる手筈になっていた。 それに憤ったアテナイ王子テセウスが自ら生贄に志願したのだが、 アリアドネーが彼に惚れ、彼に麻糸の毬と短剣を持たせた事でミノタウロス討伐を成功させる。 テセウスはアリアドネーを妻にする事を約束し、二人でクレタ島から脱出したのだが、 途上でナクソス島に立ち寄った時に島の守護者であった祝祭と酒との神デュオニュソスが彼女に惚れてしまう。 彼女はデュオニュソスに攫われ、テセウスは行方知れずの彼女を探す事を諦めて島を去った。 その後はデュオニュソスの妃になったとも、テセウスとの別離に耐えられずに自殺したとも言われる。 余談ではあるが、今作のテーマである「悲劇」はデュオニュソスを祝した祭である、 古代アテナイの「ディオニューシア祭」に於ける捧げものとして上演されていた「悲劇(tragoidia)」が語源である。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/125.html
「ああ……ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌ!!ジャンヌゥゥゥゥゥゥ!」 住宅街の一軒家から奇声が轟いていた。時間帯は深夜。まごうことなく近所迷惑である。 甲冑に身を包んだ痩せぎすの男は、狂ったように聖処女の名を鼓舞している。 彼の真名はジル・ド・レェ。救国の英雄にして、青髭のモデルとなった殺人鬼である。 「ジャンヌぅ!!……はぁ、はぁ、私は彼女を救いたいのです! 聖杯を手にし、魔女の汚名を着せられた乙女を!救えなくて何が聖杯なのですか!!!」 彼は眼前のマスターに詰め寄った。その顔は興奮からか真っ赤に染まっていた。 ジルは召喚されて知ったことだが、彼のマスターは聖杯戦争についてまったくの無知だった。それどころか、魔術師ですらない。 常人よりも優れた肉体を持ってはいるが、魔術のまの字すら知らない完全なるド素人だった。 それを知ったジルは、すぐさま混乱していたマスターに聖杯戦争がなんたるかをこうして教えていた。 ……ジルの生前を知っている者からしたら、その行動は意外の一言だろう。 事実、別の聖杯戦争でキャスターとして召喚されたジルは、聖杯戦争そっちのけで大量殺人を行っていた。 教養のないだけならまだしも、趣味も趣向も合わないマスターなど即殺害されてもおかしくはない。彼が狂気に呑まれていたのならば。 そう、バーサーカー、ジル・ド・レェは、狂化されても理性を失わなかった。 これは極めて異例なことであるが、狂化スキルが機能していないのだ。 ジルは領地での虐殺のイメージが強すぎるためか、他クラスで現界しても狂化が付加される。 そのため今回は狂気×狂気=正気の理論で理知的にすら成っていた。 「マスター…… 本来なら貴方は、聖杯戦争とは何の関わりもなく生きていく筈だったのでしょう。しかし、こうしてこの地に招かれた以上、争いは必然。 ご安心めされよ。私がマスターの剣に成りましょう。敵が現れれば私が戦いましょう。 なので ぜ ひ 協 力 を 頼 み た い 」 ただし、別の意味で正気を失っていた。 「バーサーカー… お前のその熱い思い…… よ く わ か る ぞ ! ! 」 そしてマスターも変態だった。 833 :谷 バーサーカー ◆dCVLCPCnqA:2016/09/22(木) 04 19 08 ID nh/4uUoE0 「 お お お お お お ! ! わかりますかマスター!!かの聖処女の素晴らしさが!!なんと、なんとぉぉぉぉぉ!!!」 「ああ… あんたのジャンヌって人への思いは本物だ。聖杯ってのはイマイチわからないが、それだけはわかるぜ」 谷は島リホコが好きだ。誰よりも島さんが大好きで、世界で一番愛していると断言できる。 島さんのためなら、谷は喜んでその命を差し出し、彼女のために努力を惜しまない。 その狂おしいまでの愛を注ぐ男だからこそ、バーサーカーの狂的なジャンヌ愛もすぐさま理解し、平然と受け入れたのだ。 「誰かを好きだって気持ちは……世界で一番、その人を愛するって想いは、絶対なんだ。俺もお前も、それは変わらないんだ!!」 彼はジャンヌ連呼するバーサーカーに感動し、なんと共感すらしていた。 「まったくもってそのとおりです!!あぁ、このように素晴らしいマスターと巡り会えるとは、なんたる幸運か!!」 学生服を着た白仮面という怪しすぎる外見の谷に、バーサーカーも感動した。 「ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!! ジャンヌ!!」 「島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 島さん 」 【クラス】バーサーカー 【真名】ジル・ド・レェ 【属性】混沌・中庸 【パラメーター】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具B 【クラススキル】 狂化:- サーヴァントから理性を奪い、ステータスを増大させる能力。 精神汚染スキルと相殺され、失われた。 【固有スキル】 精神汚染:E 精神の錯乱度合いを表わすスキル。 他の精神干渉系魔術をごく低い確率でシャットアウトする。 狂化スキルとの相殺でランクが大きく下がり、幾分正気を取り戻しているため、普段は理性的に振舞う。 ……ただし、女性を見ると高確率でジャンヌ・ダルクと誤認してしまう。 芸術審美:C 芸術作品、美術品の良し悪しを見抜く鑑定眼。 芸術面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ある程度の確率でその真名を看破することができる。 軍略:D 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 黄金律:B- 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 一時は莫大な富が舞い込む星回りだが、浪費癖によりあっという間に使い潰す。 【宝具】 『集え、百合の旗の下に(ラ・ピュセル)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人 ジル元帥が率いる幻の軍勢。 彼がかつて率いた軍勢を、彼自身のイメージにより幻影として再現したもの。 幻影の状態ではただの目くらましにしかならないが、真名解放によりこれらの幻影を一時的に実体化させることができる。 この幻影の軍勢は、ジル本人のイメージが揺るがない限り何度でも再想可能。 ただし、真名解放後に再想した幻影は、実体ではなく、そのまま幻影の状態で留め置かれる。 これらを実体化させて戦力とするには、再度の真名解放を行うしかない。 『おお、麗しの聖処女よ(ジャンヌ・ダルク)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人 ジルドレェの妄想を他者と強引に共有する能力。 この宝具を使用されたものはEランクの精神汚染スキルを植えつけられ、自身をジャンヌダルクと誤認してしまう。 魔術ではないので対魔力では防御できないが、低ランクの精神防御スキルで抵抗可能。 この宝具は、ジルが女性に対し「ジャンヌ」と呼びかける度に自動発動する。 ちなみに、ジル本人はこの宝具の存在を認識していない。 【Weapons】 長剣・無銘 ジル・ド・レェが戦闘に使用する長剣。 当時のフランスで使われていた、ごく一般的な刀剣である。 【サーヴァントとしての願い】 ジャンヌ・ダルクの復活 【人物背景】 皆ご存じの青髭の旦那。 狂戦士クラスで召喚され、“マイナス×マイナス=プラス”理論で正気に戻っている。 ただし、錯乱度合いが高かったため完全には戻りきらなかった。 一応、人格はジャンヌ没後の魔術に耽溺した状態ではなく、ジャンヌの下で軍勢を従えていた頃のものがベースとなっている。 しかし、「ジャンヌ」「ジャンヌ」と騒ぎ立てるのはあまり変わらない(その面ではむしろ悪化している) 戦力的には、海魔召喚の魔術書がなくなった代わりに、幻影の軍勢と弱洗脳宝具を獲得。 狂化による補正がないためパラメーターは低く、相変わらず戦闘は宝具頼みとなる。 能力が低く宝具に頼るバーサーカーというのも、なかなか珍しいかもしれない。 【マスター】 谷@谷仮面 【能力・技能】 常人離れした異常な怪力の持ち主で、軽々とコンクリートを打ち破り、人一人を十数mも放り投げる。 動きだけは鈍いと思われているが、その気になった際には更なる潜在能力を発揮する。 【マスターとしての願い】 一刻も早く島さんのもとに戻りたい 【人物背景】 鳥山高校1年3組の谷は、島さんと村上春樹が好きな何処にでもいる普通の高校生……。 ただ、仮面をかぶっている事を除いては……。 谷自身は穏やかに島さんを眺めながら日常を過ごしたいだけなのだが、本人の無類のパワーの所為か不良やガリ勉、子ども達が谷を放って置かないのだった。 2年に進級しても、相変わらずのパワーで呪いの地蔵だろうが、最強不良軍団だろうが、関わる者すべてを薙ぎ倒していた谷だったが、格闘姉妹や伝説の不良・中岡の登場に平穏であった筈の谷の日常が妙に騒がしくなり始め……。 伝説の用心棒・千葉や嘗て無い強大な敵までが出現する中で、谷と島さんの物語は果たしてどっちに進むのか!?
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/16.html
□ ■ □ ナチスドイツは、欧州から無数の財宝を奪い取った。 金貨を、紙幣を、捕虜の金歯に至るまで、悉く強奪してきた。 その無数の財の中に、所持者不明の骨董品が一つ。 シャブティと呼ばれたそれは、果たして誰から奪われたものなのか。 真相を探られぬまま戦争は終わり、それは他の財宝諸共新天地に持ち去られる。 旗艦デウス・エクス・マキーネ。そこに用意された巨大倉庫。 "最後の大隊"の最後の要塞にして、彼等の夢の終焉の地。 そこでシャブティは、己に導かれるに相応しき者を待ち続けた。 待ち続けて、しまったのだ。 □ ■ □ 鼻から息を吸うと、血の臭いが嗅覚を刺激する。 眼を見開いても、視界は依然ぼやけたまま。 夜の路地裏を歩く青年は、満身創痍を絵に描いた様な状態であった。 「……ッ!」 右腕に纏わりつく激痛に、思わず声が漏れかける。 かろうじて繋がっているものの、彼の右腕は最早使い物にならない。 こんな有様では、戦闘の続行など土台無理な話だ。 辺りを見回せば、焼き焦げた屍骸達が目に映る。 かつて浮浪者だったそれらは、無残な姿で息絶えていた。 他でもない、セイバーを追いつめた敵がそうしたのだ。 何の罪もない群衆を、笑いながら殺めていったのである。 「探さ……ないと……あの娘と、一緒に……早っ……く……!」 青年は、剣の英霊――セイバーとして、この聖杯戦争に馳せ参じた。 彼を召喚したマスターは、この街の何処かで身を潜めている。 無力なマスターが戦いに巻き込まれない様にと、セイバーがそう提案したのだ。 近くの敵を倒したら、また此処に戻ってくる。だから静かに待っていてくれないか、と。 だが今となっては、計画は変更せざるを得ない。 無様な話だが、セイバーは返り討ちに遭ってしまったのである。 故に、早く彼女の元に駆け付け、共に戦場を離脱しなければならない。 もしそうしなければ。 あの悪魔が、揚々と命を狩りに来るから。 ――フフッ。 その時だった。 小さな笑い声が、セイバーの鼓膜を揺らした。 彼を追いつめた敵が、すぐそこにいる証拠だった。 鼓動が早くなり、恐怖で足が震え始める。 もしアレに見つかれば、その時こそ青年の最期だ。 きっと一切の躊躇も無く、あのサーヴァントは敗者の魂を握り潰す。 浮浪者たちにそうした様に、笑いながら虐殺するつもりでいるに違いない。 ――フフ、フフフ、アハハハ。 笑い声が近い。悪魔との距離が狭まりつつある。 人の形を成した悪鬼が、喉を鳴らして迫っている。 どうか見つけないでくれと、セイバーは必至で祈る。 あと少し歩みを進めれば、目的の場所まで辿り着けるのだ。 ほんの僅かでも気力を絞り出せば、マスターと合流できるのである。 どうか無事でいてくれと願いながら、セイバーは満身創痍の身体に鞭打って歩き――。 その時だった。 セイバーの背後から、何かが跳躍してきた。 彼の前方に着地したそれは、強靭な四肢を持つ人間の形をしていた。 人間の形をしているだけで、その全体像は人間のそれを逸脱している。 言うなればそれは、"人"の皮を被った残虐な"怪"物――――即ち、怪人だ。 ――ハハ、アハハハッ。 目の前に、奴がいた。 純白の肉体に金色の装飾、漆黒の瞳に四本角。 美しさすら覚える姿を保ったまま、彼はセイバーを見つめ、笑っていた。 まるで子供の様な無邪気さを含んだ、あまりに無垢な笑み。 セイバーは思わず尻餅をつき、怪人から後ずさる。 立っているのもやっとな状態で、これ以上戦える訳が無い。 逃げる体力も残ってない現状では、立ち向かう術など一つとして見当たらない。 白い悪魔が、ゆっくりと近づいてくる。 まるで相手の恐怖を楽しむかの様に、ゆったりとした動きで迫ってくる。 違いを隔てる距離がゼロになった瞬間、セイバーに死が訪れるのだ。 恐れていた事態が現実のものとなってしまった。 今のセイバーは、さながら首に縄をかけられた死刑囚だ。 死の運命は絶対となり、後は最期を待つばかり。 ……だが。 その最期の時が、数秒経っても訪れない。 代わりと言わんばかりに、何かを叩き付ける音ばかりが、路地裏に響いている。 見ると、悪魔の真後ろで、何者かが棒を振るっているではないか。 目を凝らしてよく見てみると、それが華奢な体格の幼女である事が分かった。 バールの様なもので悪魔を殴り続ける彼女の顔を、見違える訳が無い。 「やめて!セイバーのお兄ちゃんを、いじめないで!」 悪魔と対峙していたのは、セイバーのマスターだった。 まだ十にも満たない幼女が、敵に決死の抵抗を行っている。 どうしてこんな場所にいるのか、何故此処が分かったのか。 そんな事を考える前に、セイバーの口は既に動いていた。 「逃げろ……君じゃ……勝て、ないっ……!」 悪魔である以前に、奴はサーヴァントなのだ。 たかが人間一人の力だけで、神秘の存在たる彼に勝てる訳が無い。 ましてやただの幼女如きが、悪魔を傷つけられる確率などゼロ同然なのだ。 悪魔は鬱陶しそうに幼女を掴み上げ、セイバーの方向に投げ飛ばす。 二人のサーヴァントに挟まれる形となった少女は、痛みで蹲っていた。 直後、セイバーの目が捉えたのは、右手をこちらに向けるバーサーカーの姿。 「やめろ……その娘は、関係ないんだッ……だから……!」 その少女は、下らないやり直しをたまたま望んだだけなのだ。 ちょっとしたきっかけで聖杯戦争に巻き込まれた、ただの子供でしかない。 偶然シャブティを拾った結果、ゴッサムシティに引き摺りこまれただけなのだ。 持つべき願いもない、哀れな被害者に過ぎない彼女を、これ以上痛めつけないでくれ。 全身を震わせ、掠れた声でセイバーが懇願しても。 怪物が抱える莫大な悪意には、何一つ届かない。 ――ハハハッ。 刹那、セイバーの視界が赤に染まる。 彼の目の前で、燃え盛る炎が顕在したから。 炎の中心で泣き叫ぶのは、小さな少女だった。 セイバーが護りたかった筈の、ただの子供だった。 「あ、ァあ……ああァ……!」 夜の街を照らす炎は、ものの数秒で消え失せる。 そこに残されるのは、焼け焦げた肉塊一つだけ。 ほんの数秒前まで息を吸い、声を張り上げた少女は。 目の前に立ち塞がる悪魔に、呆気なく焼き殺された。 焼き焦げた少女の顔は、悲痛の色で染まっていた。 炎が燃え尽きた後も、悪魔は"笑顔"のままだった。 「キ、サ、マァァァァァァァァッッ!」 怒気が急速に膨れ上がり、すぐさま爆裂する。 恐怖で竦んでいた足には、もう何も纏わりついていなかった。 マスターを殺された以上、サーヴァントたるセイバーもいずれ消える。 だが、残された魔力を全て喪い、夜の闇に解け消えるその前に。 あの白い悪魔だけは、何としてでも己が手で討ち取らなければならない。 まだかろうじて使い物になる左手に、剣を顕在させる。 セイバーの宝具であり、悪魔の心臓を穿てる唯一の武器。 力を振り絞って立ち上がり、そのまま悪魔に肉薄する。 敵からの攻撃を度外視した捨て身の一撃だが、最早セイバーには関係ない話だ。 残り僅かな寿命は、この悪魔を打倒する為だけに投げ捨てる。 「貴様だけは!この手で、倒すッ!」 少女の無念を剣に乗せ、叩き込むのは必殺の一撃。 セイバーの怒りを練り込んだ刃は、月の光を浴びて鈍く輝く。 幾つもの邪悪を滅ぼしたその剣は、彼の正義の具現だ。 この身に滾る正義を以て、魔王の心臓を貫く――――! 「…………がっ、ぁ」 貫く、だなんて。 そんなお伽噺の様な奇跡、敗者に起こる訳がない。 セイバーが現界したのは、小綺麗なファンタジーの世界ではなく。 どこまでも人の悪意で汚れ腐った、罪人の都(ゴッサムシティ)なのだ。 最後の剣撃は、怨敵の心臓には届かなかった。 その代わり、手刀がセイバーの心臓を穿っていた。 セイバーの口から、鮮血が吹き零れる。 全身の力が抜け、意識も遠のいていく。 零れ落ちた剣が、アスファルトの上を転がった。 何一つ戦果を上げれず、敵討ちすら果たせずに。 セイバーという英霊は、絶望を抱えたまま消滅する。 ――フフッ。 悪魔は、最後まで笑っていた。 □ ■ □ 怪人の正体は、れっきとした一騎のサーヴァントだ。 クラスは「バーサーカー」で、悪魔ではなく狂戦士である。 セイバーが完全に消滅したのを確認すると、バーサーカーは元の姿へと戻る。 純白の服を身に纏い、朗らかな笑みを浮かべた青年。 その出で立ちは、狂戦士の称号とはまるで不釣り合いなものだった。 だが、彼は間違いなく狂った戦士であり、それに相応しい歴史を有している。 太古の昔に存在した、「グロンギ」なる戦闘民族。 肉体の構造こそ人類に限りなく近いものの、あまりの残虐さ故に封印された殺戮者達。 そして、その数千年後に「未確認生命体」として人類を殺戮した怪人の軍勢。 その頭領こそが、バーサーカーその人である。 数万もの命を踏み躙った彼の真名は、「ン・ダグバ・ゼバ」という。 「アッはっはッハっはっ!恐ろしく強いな君は!べらぼうに強い!」 威勢のいい声と、賞賛の意が籠った拍手の音。 バーサーカーが音の方角に目を向けると、そこには一人の男が立っていた。 眼鏡を掛けた肥満体で、性悪臭い笑みを浮かべている。 この肥え太った男こそが、バーサーカーのマスターであった。 「歴史に名を馳せた豪傑がまるでボロ雑巾じゃないか!まさしく君は怪物(ミディアン)だ!おぞましい悪魔(ミディアン)だ!」 ひどく昂ぶった声を出すこの男は、バーサーカーに「少佐」と名乗った。 それが本名なのか、はたまた階級を示す単語なのか、彼には知る由も無い。 もっとも、それに関する知識など、この狂戦士には取るに足らない事でしかないのだが。 「それで、どうだったねバーサーカー?前菜にしてはそれなりのものだと思うが」 「楽しかったよ、とても」 バーサーカーが興味を示すのは、ただの一つだけ。 相手が自分を"笑顔"にしてくれるかどうか、この一点に尽きる。 敵が強ければ強い程、バーサーカーは喜びを覚え、その分頬を釣り上げる。 「でも、クウガはもっと強かった」 そんなバーサーカーが、最も"笑顔"でいられた相手。 それこそが、太古の昔にグロンギを封印し、彼等と同時に現代に蘇った戦士――クウガであった。 吹雪の中で行われた決戦は、今でも鮮明に思い出せる。 究極の力を得たクウガが、自分と対等に渡り合ってくれる歓喜。 肉体を燃やしても斃れず、こちらに前進してくれる悦楽。 恐らくあの瞬間こそが、バーサーカーの人生における絶頂だった。 狂戦士の英霊が求めるのは、その闘争さえ超えた喜び。 聖杯戦争に馳せ参じた豪傑であれば、自分をもっと"笑顔"にしてくれる筈だ。 そんな考えの元、バーサーカーは聖杯の召集に応えたのだ。 言ってしまえば、彼は聖杯戦争という過程こそが願いであり、結果たる聖杯になど微塵も興味が無かった。 「ねえ、本当に君は、僕を笑顔にしてくれるの?」 「勿論だとも。戦争はきっと、凄く楽しいぞ」 「戦争」。 その単語の意味など、バーサーカーは既に把握していた。 リント、もとい人間同士が、何らかの確執で始める殺し合い。 彼等も随分変わったものだと、当初はその程度にしか思わなかった。 召喚されたバーサーカーに対し、少佐はまず戦争の何たるかを説いた。 戦争がいつから始まり、戦争が何人殺し、そして戦争が何を齎したのか。 それらを話し終えた後に、少佐は自分の願いをバーサーカーに打ち明けた。 私は戦争がしたい。この街を戦場に変えたくてたまらない。 君が戦争を見た事が無いと言うのなら、私がその戦争を見せてあげよう、と。 この時バーサーカーは、初めて人間という種に関心を抱いた。 正確に言えば、マスターである人間が始めようとする戦争に興味が沸いた。 そして、彼等が殺し合う戦場に身を投げ出してみたくもなった。 そういう事情もあって、バーサーカーはマスターに隷属している。 彼が創造する戦争を見聞きし、感じ、味わい、"笑顔"になる為に。 「僕達がいない間、本当にリントは変わったんだね」 「我々が変わった?それは違うねバーサーカー、それは愚問というものさ。 君があまりにも人間を知らなさすぎる、ただそれだけの事なんだよ」 そう言って、少佐は口角を釣り上げた。 獲物を見つけた動物に似た下種な笑みは、バーサーカーに同族を想起させる。 まるでグロンギの様な"笑顔"を見せる人間は、少佐が初めてだった。 「君はまだ人間(リント)の何たるかを知らない。 君が犬だ畜生だと嗤ってきた我々(リント)の本性を知らない。 闘争をこよなく愛する狂人(リント)の真髄を知らない!」 さも楽しげに、歌うように少佐は続ける。 戦争の讃美を、殺戮の美徳を、戦勝の栄誉を。 死が咲き誇る路地裏で、奏でられるは闘争への求愛歌(ラブコール)。 「80cm戦車(ドーラ)砲の驚異を知らない!88mm(アハトアハト)の火力を知らない! 英米攻撃機(ヤーボ)の恐怖を、シュマイザーの快感を知らない! 勝利の雄叫びも聞かず、敗戦の絶望すら耳にしないとはなんたる口惜しさか! 大地を焦がす闘争を!湖水を濁らす鉄火を!淑女を輪姦す獣の列を! 君はあまりに知らなさすぎる!戦争を、人間の何たるかをまるで理解していない!」 声高らかに叫ばれる演説が途切れた後、バーサーカーは表情を緩ませる。 殺戮以外でこうも気分が高揚するのは、随分久しぶりだった。 太古の昔、リントとはグロンギの狩りの対象でしかなかった。 彼等は自分達より遥かに劣った種であると、信じて疑わなかった。 しかし、数千年後のリントの子孫達は、その頃とはあまりに違い過ぎていた。 グロンギの殺戮に全力で抵抗し、果てには殺傷さえ躊躇しなくなっている。 挙句の果てに、平然とリント同士で殺し合っていると言うではないか。 思えば、この街の――ゴッサムシティの人間も随分風変りだった。 豪奢な衣装を見せびらかしたと思えば、ボロ切れの様な服の浮浪者もいる。 路地裏に行けば当然の様に犯罪が横行し、守衛はそれをまるで咎めない。 楽しげに笑い、楽しげに殺す。この街はそういう連中で溢れていた。 リントはいつの間にか、グロンギと同列に並んでいるのかもしれない。 そして、その狂ったリントの代表格が、主人として目の前で笑っている。 バーサーカーには、それが何だか愉快でならなかった。 「やっぱり、本当に君は面白いね」 「ああそうだとも、我々はつくづく面白い生き物さ。 暇さえあれば煽り合い、殴り合い、挙句の果てに殺し合う単細胞共さ。 だからこそ戦争が起き、戦争が終わり、また新たな戦争が始まる」 素晴らしい流れだ、と。 満悦気味に少佐がそう語る横で、バーサーカーもほんの僅かだが笑みを見せる。 少なくとも、彼の隣に付き添っていれば、しばらくは退屈せずに済むだろう。 それに、もしも少佐の言う事が正しければ――自分は確実に、願いを叶えられるのだから。 「愉しみにしてるよ。リント」 そう言い残し、バーサーカーの姿は掻き消えた。 殺戮者も消え失せた今、命あるのはマスターたった独りだけ。 彼の周りで横たわるのは、苦悶に歪む屍骸の群れ。 そんな中でも、少佐は"笑顔"を絶やさずにいた。 □ ■ □ 聖杯戦争のマスターは、時としてサーヴァントの歴史を夢を通して知るという。 モンティナ・マックス――「少佐」と呼ばれたこの男もまた、己が下僕の記憶を垣間見ていた。 燃え盛る道路、破壊された車両。黒焦げになった死体の山。 無数の死が振り撒かれた街の中心で、白い怪人が笑っていた。 ゴミの様に命が踏み躙られる世界は、まさしく地獄のそれである。 たしかに恐ろしい、狂気を煮詰めた様な光景であった。 だが同時に、狂気を煮詰めた"程度"のものでしかなかった。 紛争地域に足を運べば、あれ以上の地獄を気軽に体験できる。 人が人の尊厳を捨て、獣の様に振る舞う姿の方が、よっぽど地獄らしい。 とどのつまり、バーサーカーの大虐殺は、少佐の心を動かすには至らなかったのだ。 むしろ、彼は召喚されたサーヴァント対し、ある種の失望さえ抱いてしまっている。 たった独りで街を滅ぼせる力を持ちながら、ただの虐殺如きで満足してしまっている。 人間(リント)を玩具としか捉えず、人間を知らずに人間を殺し尽くそうとしている。 それでは駄目だ。あまりに勿体ない話であり、あまりに哀れな話だ。 ならば、あの狂戦士に人間を教えてやろう。 虐殺程度で満たされている彼に、人間の力を教えてあげよう。 戦争という地上最大の娯楽を以て、彼を"笑顔"にしてみせようではないか。 ゴッサムはそれは酷い犯罪都市だが、これでもまだ足りない。 少佐が望む地獄と比べれば、まだまだ平穏そのものものである。 そんな生温い街に投じるべきなのは、戦争という名の劇薬を置いて他にない。 戦いを、一心不乱の大戦争を。ゴッサムを終焉に導く儀式を。 殺戮の王を歓喜させる闘争を。無辜の民に絶望を催す大災を。 ゴッサムに別段恨みなどないが、これもまた王の"笑顔"の為だ。 心臓を穿れた人間の悲痛と恐怖の叫びこそ、怪人の王に相応しき娯楽。 どんな理由で、聖杯がモンティナ・マックスという男を呼んだかは知る由も無い。 満たされたまま生涯を終えた者を、どうして願いの闘争に呼ぶ必要があろうか。 だが、こうして聖杯に選ばれた以上、彼にも聖杯戦争に介入する権利がある。 ならば、この蛇足同然な余生を精一杯楽しませてもらおうではないか。 「まったくお笑いだ。それだけの力を持ちながらたったの3万とは。 "究極の闇"だって?我々(ナチス)はもう当の昔に君の50倍は殺してるんだ」 「地獄を見せてあげようバーサーカー。君に最先端の"ゲゲル"を教えてやろうじゃないか」 【CLASS】バーサーカー 【真名】ン・ダグバ・ゼバ 【出典】仮面ライダークウガ 【属性】混沌・狂 【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:B(怪人態) 【クラス別スキル】 狂化:C 言語能力と理性を代価に、サーヴァントのパラメータを上昇させる。 しかし、元より狂っているバーサーカーは理性の喪失を免れている。 それで意思疎通が出来るかと言うと、それはまた別の話になるのだが。 【固有スキル】 歪笑:A 対象に恐怖と威圧感を与え、ファンブルの確立を上昇させる。 両手を血に染め笑うダグバの姿は、人間にはさぞおぞましく映るだろう。 しかし、当の本人は笑いたいから笑っているだけに過ぎない。 精神汚染:C 同ランクの精神干渉を無効化する。 戦闘民族として人間(リント)とは異なる道を歩んだグロンギは、根本的な部分から人間と思想を違えている。 特にグロンギの長たるダグバの心情を理解するなど、並の狂人でさえ不可能である。 戦闘続行:A 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 彼にとって戦いとは至上の歓びであり、それを中断するという選択肢は端から持ち合わせていない。 【宝具】 『白き闇(ギソキジャリ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1個 ダグバを怪人態に変化させるバックルであり、同時に魔力炉としても機能する宝具。 この宝具で怪人態に変身した場合に限り、彼は本来の能力を発揮できる。 また、天候操作や武器の精製を始めとした様々な特殊能力の行使も可能となるが、 狂戦士のクラスとして召喚された現状においては、その多くが制限されてしまっている。 『究極の闇(キュグキョブンジャリ)』 ランク:C 種別:対人類宝具 レンジ:30 最大補足:30000人 バーサーカーが人類の虐殺の際に用いた能力が宝具に昇華されたもの。 物質の原子や分子を操りプラズマ化させ、範囲内の標的を体内から発火させる。 ただし、存在自体が神秘の塊であるサーヴァントに対しては元々効果が薄く、 対象が「対魔力」のスキルを所有している場合、ランクに応じて火力は更に軽減されてしまう。 以上のの欠点から、サーヴァントとの戦闘ではなく人間の虐殺の為にある宝具と言える。 【weapon】 強靭な肉体と発火能力が頼りとなる。 【サーヴァントとしての願い】 もっと笑顔になりたい。 【人物背景】 太古の昔に封印された戦闘民族「グロンギ」の頭領。人間には「未確認生命体第0号」と呼称されている。 人間態は朗らかな笑みを浮かべた白服の青年だが、子供の遊びの様に殺戮を楽しんでおり、 自ら復活させた約200体のグロンギの半数以上を「整理」と称して殺害、更には3万人以上の人間を虐殺している。 最期は、九郎ヶ岳遺跡にてアルティメットフォームとなったクウガとの決戦に臨み、 バックルを破壊され、生身となっても続いた殴り合いの末に失神、駆けつけた一条薫により射殺された。 泣きながら暴力を振るうクウガと対照に、ダグバは最後の瞬間まで笑顔を絶やさなかったという。 【マスター】少佐 【出典】HELLSING 【マスターとしての願い】 あのすばらしい戦争をもう一度。 【weapon】 拳銃を一丁所持しているものの、少佐本人は射撃が極めて苦手であり、生涯で一度しか標的に命中させていない。 【能力・技能】 無数の機械で構築されたサイボーグであるが、特に戦闘に秀でている訳では無い。 【人物背景】 ナチスの残党組織「ミレニアム」のリーダー格。眼鏡をかけた肥満体の小男。 極めつけの戦争狂であり、本人曰く「(戦争の)手段のために目的は選ばない」。 人間を「意思の生き物」と定義しており、如何なる見た目であっても確固たる意思を持つ者は「人間」であるとしており、 その逆の存在である吸血鬼――アーカードを憎悪し、彼を人間として倒すことを人生の目的とした。 最期は怨敵たるアーカードを消滅させる事に成功し、至上の歓喜を胸に秘めたまま、宿敵と認めた女に射殺された。 【方針】 ゴッサムに戦争を持ち込み、バーサーカーに"人間"を見せつける。 その結果自分が聖杯を掴み損ねようが、そんな事は知った事ではない。 手段に「戦争」を選んだ時点で、彼の願いは叶っているのだから。
https://w.atwiki.jp/fate_overheaven/pages/36.html
「絆」という字は、犬吠埼珠にとって比較的馴染みのある漢字であった。 左側に糸。右側に半分の半、のような字。画数もそれほど多くないため、書き易い。 意味は、簡単に言えば仲の良いこと。一般的に考えても良いものであることがわかるため、覚えることに抵抗も無い。 そして、無才さと愚鈍さのせいで触れ合う人々の悉くに疎まれるだけの人間である珠が、仲の良いこと、好ましい人間関係というものを身近に感じられている事実自体が、数奇な運命の賜物であった。 犬吠埼珠が『魔法少女』に変身したことを機に、彼女はある小さなグループの一員となった。 グループ内での珠の立場は相変わらず弱いし、人目を気にして怯える性分が都合よく変わったわけではない。 でも、別に良かった。 連れられる形で遠くへ出かけたり、生産性があるわけでもないお喋りに勤しんだりするだけの、社会に生きる誰もが享受するような何気ない時間の中にいる、友達と一緒の自分。好きな人達に見放されない自分。 それこそが、噛み締めたかった幸せな姿、夢見た自分自身だったのだ。 しかし、手にした幸福は永遠などではなかったのだと知らされる時は、あまりに早く訪れた。 『魔法少女』同士の、命の奪い合いが始まった。 グループの面々が、他の誰かを積極的に死に追いやるための戦いを仕掛けた。 今後も一緒に過ごすはずだった友達の一人が、グループの友達全員に嵌められて死んだ。 グループでまた同じように殺し合いに臨み、殺されて殺して殺された。 あんなにいた珠の友達が、気付けば残り一人だけ。 こんなことになるに至るまで、珠は何をしていたのだろうか。 いや、何もしていなかった。 状況にただ流されては使い走りにされ、友達が死に向かおうとするのを知りながら止めもしなかった。 人殺しの片棒を担ぎながら、気持ちの上では傍観者。集団に辛うじてしがみつくだけの臆病者。 そんな、惨めで卑しい自分を変えようと決断したためか。もしくは単純に友達を助けたかったのか、ただの無我夢中か。 自分自身すら理解しきれないまま、その瞬間に珠は身体を突き動かし、今度こそ確実に自らの手で人を殺した。 罪に手を染め、ようやく珠は友達を守ることに成功したのだ。 そして、達成感にも罪悪感にも満足に浸ることすらないままに、珠は守った友達の手で命を絶たれた。 大事な友達だと思っていたはずなのに、その真意を最期まで全く理解できず珠は終わったのだった。 絆という字は簡単だ。手と手を取り合い、互いが互いを好きであることを指す。 それなのにどうして、現実には絆を体現することが困難なのだろうか。 世界がどうとか、平和がどうとかなんて大層な話はしていない。 ただ、好きな人達に付き添っていたかっただけなのに。 ◆ 彼は、絆の力を信じる者だ。 共に笑い合える誰かと歩んでこそ、光輝く未来は切り開かれるのだと。 恐れ、奪われ、脅かされるだけの人民に胸を痛め、故に彼は立ち上がった。 絆の力で未来を掴むために、国中へ暴威を振るい圧政を強いる覇王を討ち取った彼は、さながら覇王に代わり正しく国を治める裁定者(ルーラー)としての姿を表明するかのようで。 ――貴様は昔からそういう奴だった……己の野望を、夢という言葉で飾り立て、秀吉様の天下を穢したのだ! ――それがワシの決意だ。三成、お前にも秀吉にも、天下は譲らない! しかしある者にとって、彼は憎悪以外の感情を抱きようの無い仇敵であった。 覇王を慕っていたその者は、即ち覇王との間に築いていた至高の絆を、絆という大義名分の下に破壊された。 この事実は、絆を信じる彼にとっては紛れもなく友であったその者との絆もまた破綻した、他ならぬ彼に破綻させられてしまったことを意味していた。 ――屈するものか。貴様にだけは、決して……! ――たとえ一人になろうとも、死にゆくその寸前まで、貴様を許さない! 友は、彼の犯した罪を許さない。 絆の素晴らしさを説きながら絆を脅かす、彼の理想の矛盾を見逃さない。 ――宣言しろッ! 掲げた絆は嘘八百と! そして秀吉様に侘びを入れろ! ――それだけはならない! ワシは決して絆を捨てない! 友の発する言葉は、既に彼との対話ではなく糾弾のための手段でしかない。 彼の発する言葉は、既に友との和解など目的としてはいない。 拗れて歪んだ絆は、もう二度と元には戻らない。 ――情けのつもりか! 哀惜のつもりか! ――ならば初めから秀吉様を奪うなぁあッ! 過去の一点で決別した二人が、互いに譲れぬ激情を刃に、拳に乗せて叩きつけ合う。 親愛する者との未来を奪った仇が、その報いを受けて生命を停止させる瞬間を目指して。 絶望に堕ちた友に残された生命すら踏み躙った先にある、希望に溢れる未来を目指して。 ――消滅しろ家康……徳川家康ーーッ! ――お別れだ三成……石田三成ーーッ! その日、戦乱の時代が終わりの時を迎え。 また一つ、かけがえのない絆が砕け散った。 彼は、絆の力の可能性を今も変わらず信じている。 真っ直ぐに、頑なに、狂おしいまでに。 バーサーカーは、信じている。 ◆ 犬吠埼珠は、学の無い少女である。 しかし曲がりなりにも日本で十数年の人生を送った人間として、日本史上の偉人の中でも著しく有名な部類であるなら、何人かの名前くらいは知っている。 そして、そんな数少ない「私でも知っている偉い人」の名前の中には、「徳川家康」も含まれている。 「成程。お前達のよく知るワシも、一つの時代を築いたという意味ではワシと同じなのだな」 珠の通う中学校の図書室から借りてきた中高生向けの伝記本を読みながら、ふむふむと感心する青年は、バーサーカーの名を冠して珠のサーヴァントとなった男だった。 歴史の授業に使う資料集に掲載されていた人物図の顔を思い起こし、目の前のバーサーカーと見比べる。年齢の違いや画風の問題があるとはいえ、やはり実物の方が随分と端正な顔付きだというのが正直な感想だった。 そう思うから、尚更分からなくなる。珠にとっての既知である「徳川家康」は、本当に目の前の彼と同一人物なのだろうか。 どういうわけか、バーサーカーの姿を初めて見たその瞬間、彼の真名が何であるか感覚的に察しが付いた。勘の鈍い珠にしては信じがたいことではあるが、事実であった。だからこそ、余計に不可思議さが募るばかりであった。 そして、仮にバーサーカーが本当に珠の知る偉人であったとして、果たしてどのように向き合えばよいというのか。 時代も国も背負えないし、背負う気も無い。バーサーカーの成した功績と比べるとあまりにも些細なことしか考えられない、いつでも下っ端扱いだった珠が、バーサーカーを手駒として使うなどと。 血で血を洗う戦国の時代を生き抜いたバーサーカーの上に、これから向き合わねばならない罪を背負う覚悟すら持たない珠が立てるわけがない。 「あの、私……」 「そうか。お前は、まだ迷いを抱えているのだな」 「だって。他の人に酷いことして、ころ、殺しちゃうかもしれないのに、できないです。もうあんなこと……」 「もう、か。そうだったな、お前は既に」 事実として、珠は既に人殺しの経験を済ませている。 奇しくも死の運命を免れたことを機に、自らの行いを振り返ってようやく自覚を持てた珠がまず抱いたのは、自身への言い知れぬ悍ましさだった。 夢も希望も欠片すら無い蛮行に、珠は手を染めたのだ。言い訳を並べ立てることはいくらでも出来ても、そもそも言い訳しようという考えに及んだ事実自体が既に非道を認める何よりの証拠であった。 そして珠は、その非道を次々と重ねなければならない状況にある。 生きるため、守るため、勝ち取るため。理由が何であれ、珠は過程で命を奪わなければならない。 争いの中に身を落としたら最後、もう無傷で逃れる術は無いのだと、珠は嫌というほど知っているのだ。 「大切なことだ。今は好きなだけ、そうして迷えばよい。いつまで迷おうとも、ワシはお前を見放さない」 「バーサーカーさん……ごめんなさい」 「ははは、何を謝る」 もしも、どう足掻いても奪う側の人間になることを変えられないのだとしたら。 それはせめて、納得のいく理由であってほしかった。 そう、たとえば。夢に見た『魔法少女』の時間を、友達との絆を、もう一度。 「バーサーカーさん」 「何だ?」 「バーサーカーさんも、その、大事な友達を、」 「ああ、ワシが死なせた。守るべき絆のためにな」 「……それって、その友達よりもっと大切な人がいたから」 「いいや。ワシは今でも思っているさ。三成は最も深い絆を結んだ、ワシの一番の友だったと」 「は」 思わず口から吐き出される、呆けた声。 それ以上、珠の口はバーサーカーへの問いを投げ掛けられなかった。混乱する珠の頭は、質問を構築することすら不可能となっていた。 バーサーカーは、世の中をより良くするのは人と人の絆だと言った。そう言いながら、バーサーカーは自身にとって最も大切だという絆を取り除いてしまった。 絆が報われる世界を夢見ながら、誰かの絆を、そして己の絆さえを無下にして、尚もその両目を強い光で輝かせる。 珠には、バーサーカーの思いが分からない。どうして表情一つ変えずに喪ったものへと想いを馳せられるのか、理解出来ない。 いや、そもそも彼の生きた戦国の時代にも、彼のことを真に理解出来た人は果たして本当にいたのだろうか。 「哀しいな。こんな世界にしないために、ワシらは戦ったはずだったのに。絆の世は……」 両目を閉じ、物思いに耽るような表情と共に発せられたのは、バーサーカーの独り言。 聞き届けて尚、珠は何も聞けなかった。 貴方にとっての「絆」とは一体何なのか、なんて。聞けるわけが無かった。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 徳川家康@戦国BASARA3 【パラメーター】 筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具EX 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 狂化:EX 本来の意味での理性の喪失や能力向上の効果とは全く別種の、彼の生き方を示すだけのスキル。 世を治めるは絆の力。バーサーカーの信じる理想は、決して彼の中で潰えることは無い。 己の理想が、戦国の世で誰からの理解も得られていなかった事実を前にしても。 己の理想のために他者の絆を粉々に壊し、無二の友をも絶望の底へ叩き落とした挙句に討滅した現実を前にしても。 決して、潰えることは無い。 【保有スキル】 東照権現:EX 天下人として名を馳せる、日本一の戦国武将。 戦乱の地が日ノ本であるならば、彼は己の名への信仰による恩恵を常に受けられる。 主な効果は「護国の鬼将」とほぼ同様であるが、この場合の領土は「日本国内全土」を指すため、常にその効果が発動する。 そしてこのスキルの存在故に、日本出身の人物はバーサーカーの姿を目撃した際、高確率でその真名を直感的に悟ることとなる。 渾身:A 彼が得意とする戦闘技術。 攻撃の際に力を溜めることで威力を増幅する。 カリスマ:A+ 大軍団を指揮・統率する才能。 このスキルはAランクで人として獲得し得る最高峰の人望とされている。 ならばそれを超えるランクを持つ彼は、もはや人ではないのかもしれない。 単独行動:D マスターを失っても半日間は現界可能。 天我独尊の悪辣漢・松永久秀は、徳川家康を指して評したという。 「卿には『犠牲』を贈り、『孤高』を貰おう」 【宝具】 『昇れ、葵の絆』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人 家康の率いた東軍の武将・兵達をサーヴァントとして現界させ、関ヶ原の戦いを固有結界として再現する。 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の単独行動スキルを保有し、最大30ターンに及ぶ現界が可能。 ただし、発動の際には令呪一画以上の消費による魔力の補助が必須となる。 【weapon】 手甲、或いは拳。 バーサーカーは既に兜を脱ぎ、槍を捨てている。 【人物背景】 人々が力で争うばかりの乱世を憂えた徳川家康は、絆の力こそ未来を開くと信じ、己の旗を掲げた。 彼の下には、日ノ本を二分した片方と言うにも等しい大軍勢を為すほどの、数多の武将が集った。 家康個人への忠義、或いは契約関係、或いは打算。彼等が徳川の軍門に下った理由は様々であり。 しかし、家康の理想に心酔したために馳せ参じた者など、一人としていなかった。 当然ながら、敵対関係にあった武将もまた、家康の理想に耳を傾けることはなかった。 こうして家康は遂に賛同者と巡り会えないまま、その武力で天下統一を成し遂げたのだった。 その後、戦国の終わりと共に迎えた太平の世で輝かしい生涯を遂げたという天下人の心中は、果たして。 【サーヴァントとしての願い】 不明。 【マスター】 たま(犬吠埼珠)@魔法少女育成計画 【マスターとしての願い】 もう一度、夢見た『魔法少女』の日々を……? 【weapon】 コスチュームの爪 【能力・技能】 魔法少女 魔法少女(正確には魔法少女候補生)としての力。 変身することで常人を凌駕する身体能力と肉体強度を獲得し、更にそれぞれ固有の能力となる魔法を使える。 また魔力を扱う存在であるため魔術師と同等以上の魔力量を備える。 『いろんなものに素早く穴を開けられるよ』 魔法少女たまの持つ魔法。 視界内にある自分で掘り起こした穴や傷などを一瞬で、直径1メートルまでの穴に広げられる。 たとえどれだけわずかな傷であっても、傷つけることさえできれば広げることができる。 【人物背景】 誰からも蔑まれた少女が、ある日『魔法少女』となったことで友人に恵まれた。 その友人達を、突然に始まった殺し合いの中で次々と失った。 最後には、残されたたった一人の友人の手で殺された。 少女の夢見た『魔法少女』とは、結局何だったのだろうか。 【方針】 未定。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/268.html
【黒軍のバーサーカー】 『おれはオレステス!よくわからないけどケンカ出来るんだよな!』 クラス:バーサーカー マスター:のぶたか 真名:オレステス 性別:男 属性:混沌・善 ステータス:筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具- クラス別スキル:狂化D 固有スキル: 【ド根性:A】 子供特有の負けず嫌いによるやせ我慢の境地。 完膚無きまでに叩きのめされバーサーカー本人が負けを認めるか、 現界していられない程魔力を消耗した場合にしか消滅しない。 宝具: 【なし】 【解説】 ある英霊が遠き日の自身とその憧れを捨て去ってしまったのと聖杯に生じた異常により生まれた英霊の卵のような存在。 英霊でありながら生前の記憶は年齢相応までしかなくバーサーカーにとっての未来の話は一切知らない。 もし仮に生前のバーサーカーの末路を知る者に彼が辿る事になる運命を語られても聞く耳は持たず全く信じない。 聖杯への願いは『強くなる為に強い相手と戦いたい』。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/301.html
【真珠のバーサーカー】 『うぅぅ・・・あぁぁ・・・兄上ぇぇぇ・・・』 クラス:バーサーカー マスター:でれ 真名:ベイラン 性別:男 属性:秩序・善 ステータス:筋力A 耐久A 敏捷D 魔力D 幸運E- 宝具A クラス別スキル:狂化A 固有スキル: 【掟の武具:A】 旅先で決闘し打ち倒した相手からその地の掟に従い譲り受けた武具。 死の間際になるまで実の兄ですら正体を見抜けなかったという伝説から全てのステータスを常時隠蔽する。 宝具: 【掟護る哀しき騎士(ナイト・オブ・アイランド)】 バーサーカーが旅先の悪しき掟により引き継いだ守護者の任が宝具となったもの。 霧に覆われた橋の上に自分と対象を移動させ隔離状態にし、 対象の武器をクラスに問わず強制的に2本の剣へ変更する。 【解説】 アーサー王に仕えた双剣の騎士の弟。 暴走しがちな兄のストッパー役だったが離れ離れになり、 旅先で打ち倒した騎士の武具と役目をその地の掟に従い継承したが そのせいで再開した兄と殺し合う事になり 死の間際でようやく相手が兄だと気付いたがそのまま命を落とした非業の騎士。 聖杯への願いは『掟から解放される』。
https://w.atwiki.jp/ffwm/pages/192.html
イリヤのバーサーカー ◆uL1TgWrWZ. 「黒に全てだ」 どこか確信的な物言いと共に、チップがルーレット台を移動する。 ここはスノーフィールドで一番のカジノ、『クリスタル・ヒル』。 言い放ったのは、巌のような大男。 この場にいる多くの者とは違い、どこか安っぽいスーツを着た巨漢。 だが、その風格を咎める者は誰もいない。 それは男の巨躯がそれほどに威圧的だった、ということもあるし…… ――――また、男の巨躯故にそれを当然と思わせたためだ。 如何なスーツを着ようと、この男の肉体の前では色あせて映るだろう。 それほどの、その男の肉体は美しかった。 日焼けした肌、肩にかかる黒髪、逞しい髭。 スーツの上からでも、盛り上がった僧帽筋や上腕二頭筋が見て取れる。 少し力めば弾けてしまいそうなほどに窮屈な印象を受けるそれ。 あるいはそれ故に安いスーツを着ているのかと思わせるような、圧倒的な筋肉。 例えその男が腰蓑一つでこの場にいても、やはりそれを咎める者はいなかっただろう。 男の肉体それ自体が、一級のスーツでありドレス。 そう思わせる、息が漏れそうな肉体美であった。 「本当に大丈夫なの?」 そしてその大男にかかる、鈴を転がすような声。 幼い少女のそれ。 本来ならカジノにあってはならないそれ。 大男は視線をチラと懐に向ける。 自分の膝の上。そこに、雪の妖精のような少女がいた。 「さっきから勝ててるからいいけど、負けたら承知しないんだから!」 膨れっ面――――不安からか。 白く透き通る長髪を手で梳き、血のように赤い深紅の瞳を頭上の大男に向ける。 大男はそれに対し、口元を静かに緩めた。 安心しろ、と言いたげに。 「――――今の俺には未来が見える」 小さく、男は呟いた。 視線を再びルーレットへ向け、堂々と。 周囲の者が怪訝そうな顔をした。 あるいは、ごくりと唾を飲んだ。 「ツキもある」 ルーレット台を白球が転がっていく。 赤、黒、赤、黒、二色のどちらに入るかを決めかねているかのように。 「負ける理由が無い」 「あっ、見てバーサーカー! すごいすごい!」 果たして――――球は黒のポケットに落ちた。 倍するチップが大男の前に運ばれ、男はそれを無造作に掴むと、はしゃぐ少女を片手で抱えて肩に乗せた。 そうしていくつかのチップをその場に残して立ち上がり、堂々とカジノを後にする。 その背を追う者はいなかった。 少女を咎める者も、またいなかった。 あるいは――――そも、少女を認識しているものすら、その場にはいなかった。 ◆ ◆ ◆ 「イリヤ」 帰路の中、大男が少女に声をかけた。 少女は大男の前を、くるくると踊るように歩いている。 声を掛けられて、くるりと大男の方を向いて。 「あら、ダメよバーサーカー。 バーサーカーは私のサーヴァントなんだから、ちゃんとマスターって呼んでくれないと」 小悪魔のような笑顔で、そう言った。 少女――――イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、とても御機嫌だった。 「……イリヤ」 「ひどいんだバーサーカーったら! レディに同じことを二回言わせるつもり?」 「…………わかった。マスター、この後はどうする」 ため息をつきつつ、折れた大男――――バーサーカーが、イリヤに問いかける。 イリヤはマスターである。 バーサーカーはサーヴァントである。 二人は聖杯戦争の主従であり、運命共同体であった。 「うーん、とりあえず今日はホテルに帰ろ? まだ聖杯戦争も始まってないみたいなんだもん。 今の内から他の参加者を探しても仕方ないわ」 「ああ。だが――」 「わかってるわよ。業務員にはちゃんと暗示をかけてあるから平気だって」 暗示魔術――――幼い少女の外見であるイリヤ(実際は既に十八歳なのだが)が、一人でホテルに宿泊するために必要な処置。 自分を大人だと思い込ませて、お金を払ってホテルに泊まっている。 やろうと思えば無銭宿泊も可能だが――――それは、イリヤのプライドが許さないらしい。 そしてこれが、先ほどイリヤが平然とカジノに存在していた理由でもある。 暗示……とはまた異なるらしいが、周囲の人間の認識を阻害し、イリヤの存在を知覚できない状態にしていたらしい。 魔術師やサーヴァントには容易に見破られるが、一般人ならば何の問題もなく誤魔化せる。 まぁ、それも本人曰く「こんな立派なレディを捕まえて、子供は入れませんだなんて失礼しちゃうわ」とのことだが。 ともあれ、イリヤはそういった術を使ってバーサーカーと行動を共にしている。 離れて行動する――――というのは、イリヤにとって考えられないことだから。 「魔術、か。仲間に予言者はいたが……」 「ふふん。私はそんじょそこらの魔術師とは違うんだから! アインツベルンの最高傑作、生きた聖杯、願望機そのものなんだからね!」 誇らしげに胸を張るイリヤスフィール。 自然とバーサーカーの頬も緩んだ。 そう、聖杯……イリヤスフィールは生きた聖杯そのものだ。 ホムンクルスの大家、アインツベルンが生み出した傑作ホムンクルス。 英霊の魂を吸収し、聖杯となって願望を叶えるもの。 厳密に言えば、彼女は魔術師ですらない。 彼女の魔術は理論が存在しない。 彼女の魔力を用い、彼女の魔力で実現可能な“結果”を彼女の“願望”から導き出す。 それは技術ではなく、願望機が持つ過程省略の性質を利用して奇跡を起こす“性能”に他ならない。 とはいえ、それも―――――――― 「――――今回の聖杯ではないが」 「うっ」 ――本来の聖杯戦争なら、の話ではある。 もちろん、彼女自身が聖杯であることには変わりがない。 だから彼女自身の能力に陰りは無い。 だが、彼女は今回の聖杯ではない。 この聖杯戦争は冬木で行われる五度目の聖杯戦争ではなく――――月の仮想する聖杯戦争。 月の聖杯が計算し、演算し、仮想した世界で聖杯の使用権を競い合う戦争。 故に、彼女は願望機として完成しない。 彼女の中に英霊の魂は入らない。 不完全な願望機として、聖杯戦争に参加しなければならない。 「……ふんだ。だいたい、月なんかが聖杯戦争をするなんて言うのがナマイキだわ! アインツベルンじゃない聖杯なんてジャドーよジャドー!」 イリヤは膨れっ面でそっぽを向いた。 彼女にとって、聖杯であるということは存在意義そのものである。 その役割を奪われるということは、酷く癪に障るらしい。 「だが、戦うんだろう?」 「トーゼンよ! 聖杯はアインツベルンのものなんだから!」 子供の癇癪のようにむくれるイリヤを見て、バーサーカーは小さく笑った。 もちろん、それが数多の参加者を打ち倒し、時には殺害する修羅の道だとわかっていても。 少女の無垢さを知っているから、バーサーカーは苦笑した。 ――――――バーサーカーは想いを馳せる。 自分が彼女のサーヴァントとして召喚された時の事。 あるいは、その前のこと。 白いトランプに導かれ、月の聖杯戦争の参加者として招かれたマスターたちは、その記憶を剥奪される。 そして日常の役割(ロール)を与えられ、そのように過ごす。 自らの役割の不自然さに気付くことができれば予選突破。 記憶と能力を返還され、聖杯戦争の知識とサーヴァントを与えられる。 そしてイリヤに与えられた役割(ロール)は――――――――親なき子。 親を失い、ストリートに投げ出された没落令嬢。 ドイツの大家・アインツベルンのホムンクルスであるイリヤがなぜそのような役割に堕したのかは、わからない。 だが事実として、本来の記憶と能力を剥奪されたイリヤはそのような役割を与えられ、スノーフィールドに放り出された。 ―――――――さむいよ、おかあさま。 路地裏で凍えながら、イリヤは膝を抱いた。 ―――――――おなかがすいたよ、おとうさま。 空腹に耐えながら、イリヤは中空を見つめた。 そこに令嬢としての尊厳は無かった。 どうすればいいのかわからず、何が起こったのかもわからず、ただ衰弱していく幼子がそこにいた。 やがて少しずつ現実を理解し始め、食べ物を自分で探さないといけないと理解して。 ふらふらと路地裏を歩くイリヤに、襲いかかる何かがあった。 野犬―――――獰猛な。 彼らのナワバリに侵入してしまったことに、イリヤは気付かなかった。 吠えたて、襲いかかる野犬たち。 牙を突き立て、爪を突き立て、イリヤを攻撃する野犬たち。 泣いても、喚いても、助けはこない。 ここで死ぬのか、とイリヤは思った。 それは嫌だな、とイリヤは思った。 おとうさまに会いたいな、とイリヤは思った。 野犬が吹き飛んだ。 ―――――――遅くなった。大丈夫か? それは、山のような大男だった。 イリヤの父とはまるで違う、巌のような男。 ごつごつとしていて、けれど暖かい、大きな人。 ―――――――あなた、だぁれ? 思えば、それはひとつの異常だった。 イリヤは“記憶を取り戻していなかった”のにも関わらず、そのサーヴァントは現れた。 そのことに理由はない。いらないとバーサーカーは思う。 もしも理由が必要だったとして、そんなことはただの一言で説明がつくのだ。 男は手に持った棍棒で野犬を打ち払い、獅子の兜を脱ぎ捨てる。 それから、どこか悲しげな眼差しに自信の炎を吹き入れ、イリヤの問いに答えた。 ――――――――――――――俺の名は…… ……それが、イリヤとバーサーカーの邂逅だった。 その後、遅れて記憶を取り戻したイリヤは全てを理解し、聖杯戦争への参加を決めた。 …………が、役割(ロール)は存在したままで何も変わらない。 つまり、イリヤは身を寄せる場所がどこにもない。 困ったイリヤを安心させるように数度の会話を交わしたあと、バーサーカーは街へ繰り出した。 皮鎧の大男は目立ってしまうから、落ちていたボロ布を着て。 ――――まぁ、それでも巨躯故に目立ってしまったが、それはともかく。 バーサーカーは賭けボクシングに出たり、それに賭けたりした。 それによって当座の資金を稼ぐと、今度は身なりを整え、カジノに繰り出した。 あとは、冒頭の通りだ。 一生遊んで暮らせる……とは言い難いが、少なくとも数週間は問題なく暮らせる額が手に入った。 神話の英雄のくせに、妙に現実的な考え方ができるんだな、とイリヤは思った。 否、神話の英雄というのは少し誤りがあるかもしれない。 「……ねぇ、バーサーカー」 「なんだ?」 バーサーカーは、眉を上げて返事をした。 父とも兄とも違う、けれど妙な安心感を覚える顔。 「バーサーカーは、ほんとに勝てるの? だって……」 「――――ただの人間なのに、か?」 「……うん」 そう――――バーサーカーはただの人間だ。 その身に神の血を宿さない。 怪物を倒すこともない。 ただの、逞しいだけの人間だ。 あらゆる神秘の化外が揃う、この聖杯戦争という場で、彼は本当に戦えるのか? 無論、バーサーカーは強い。 それはわかる。彼の能力は一線級だ。 だが―――――――それでも、やはり。 もしかしたら、彼が本当の神話の英雄にやられてしまうのではないかと、時折イリヤはそう思う。 「……そうだな。俺はゼウスの子じゃない。 不死身のヒュドラも倒しちゃいない。 ライオンは……まぁ、倒したが。ケルベロスもな」 ひとつひとつ確かめるように、どこか遠くを見ながら、バーサーカーは答える。 けれどその表情は、不思議な自信に満ちていて。 「だが、俺は勝つ」 力強く、彼は言い切った。 「どうして? どうしてバーサーカーはそうやって言い切れるの?」 その強さが本物だと確かめたくて、不安げにイリヤはまた問いかけた。 バーサーカーは苦笑して地面に膝をつき、イリヤの頭を優しく撫でた。 彼の中に不安はなかった。 優しくも力強い瞳が、イリヤの赤い瞳を見据えていた。 「大丈夫だ」 彼がそう口にする度に、こちらまで不思議と大丈夫な気がしてきた。 その言葉に根拠は無い。 理屈は無い。 理論は無い。 あるのは願望と結果だけ。 それはまるで、イリヤの魔術のような。 願望(いのり)があるから、結果(きせき)がある。 その、唯一絶対の真実を、バーサーカーは重ねて口にした。 あの日、イリヤを助けた時と同じ言葉を。 I am Hercules 「――――――――――――――――――“俺は、ヘラクレスだ”」 ……それは、あるいは異なる世界での主従。 神話の英雄と、最後の聖杯の間に結ばれた絆。 彼は違う。 神話の英雄ではない。 彼はただの人間だ。 だが、だからこそ彼は言い切った。 かつて、我が子を守れなかった男が。 父に助けを求める幼子を守るために、高らかに言い放った。 その名は伝説。 その名は英雄。 数多の虚構を乗り越え、世界にその名を刻む男――――――――――彼の名は、ヘラクレス。 【CLASS】バーサーカー 【真名】ヘラクレス@ヘラクレス(2014年、ドウェイン・ジョンソン主演映画) 【属性】混沌・善 【ステータス】 筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B 【クラススキル】 狂化:E- 最低ランクの狂化。 バーサーカーの保有する狂気とは、自己への絶対的な肯定感である。 それにより、筋力と耐久がより“痛みを知らない”状態になる。 【保有スキル】 神性:- 彼は人間である。 心眼(真):C+ 修行・激戦によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 さらにバーサーカーの場合、団体戦においてランクが向上する。 戦闘続行:B 不屈の闘志。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 勇猛:A+ 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 【宝具】 『我が名は伝説(ヘラクレス)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 貴様は何者だ――――その根源的な問いに対する唯一絶対の回答。 真名開放と共に筋力ステータスが一時的に向上し、あらゆる判定を筋力ステータスで代用可能になる。 また、全ての難行を“不可能なまま”“実現可能な出来事”として判定する。 不可能を乗り越え、因果律すらも歪める英雄の在り方。 バーサーカーの前に不可能など存在せず、全ての困難をその肉体で打破していく。 『十二の試練(ブラザー・フッド)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:5人 バーサーカーが生前共に戦った五人の戦友。彼らとの絆が宝具へと昇華されたもの。 英霊としての召喚こそ不可能だが、その能力でバーサーカーを助ける。 ◎『話術師イオラオス』 軽妙な話術をバーサーカーに与える。 また、任意の情報を周辺に流布し、拡散する。 ◎『戦略家アウトリュコス』 バーサーカーの影からナイフを投擲して攻撃する。 また、バーサーカーに『軍略:D』のスキルを与える。 ◎『予言者アムピアラオス』 啓示スキルにも似た未来予知をバーサーカーに授ける。 これによって垣間見る未来は流動的なものであり、行動次第でいくらでも変わり得る。 ◎『狩人アタランテ』 バーサーカーの影から矢を放ち攻撃する。 また、地形ペナルティを無視した移動能力を一時的にバーサーカーに与える。 ◎『狂戦士テュデウス』 一時的にバーサーカーの狂化をCランクまで引き上げる。 また、その命と引き換えに姫を守った逸話から、 テュデウスに纏わる能力を失う代わりにマスターへの攻撃を一度だけ無効化する。 【weapon】 『棍棒』 バーサーカーが象徴とする主武装。 何か特殊な効果があるわけではないが、バーサーカーの怪力に耐える強度を持つ。 『仲間の武器』 バーサーカーの宝具『十二の試練』の副産物。 イオラオスの懐剣、アウトリュコスの投げナイフ、 アムピアラオスの変形十文字槍、アタランテの刃付き弓矢、テュデウスの二丁斧。 これらの武器をバーサーカーは自在に扱うことができる。 【人物背景】 十二の試練を乗り越え、数多の怪物を倒したと言われるギリシャ最強の英雄。 ――――しかしその伝説は多くが虚構。 “無双の英雄の伝説”を演出するためのホラ話に過ぎない。 彼自身はただの人間であり、ゼウスの子でもなんでもない。 ただの傭兵であり――――――――英雄である。 【サーヴァントとしての願い】 とくになし。イリヤを守る。 【マスター】 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night[Unlimited Blade Works] 【能力・技能】 アインツベルンの傑作ホムンクルスとして、規格外の魔力量を誇る。 また、彼女自身が聖杯そのものであるため、願望機としての性質を保有。 今回の聖杯戦争では聖杯としての機能は失われているものの、 “過程”を飛ばして“結果”を生み出す魔術の才能は保持したままである。 『天使の詩(エルゲンリート)』 イリヤが戦闘に使う術式。 自らの髪の毛から『シュトルヒリッター』なる鳥型の使い魔を作成、使役する。 いわばオート追尾のビット。小型ながら魔力の生成すら可能な自立浮遊砲台。 光弾を撃つ銃身と、それを固定する浮遊する本体の2パーツで構成されている。 剣状に変形したバレル部分を弾丸として打ち出すこともできるが、 これは強力な反面、銃身を失った使い魔が自壊してしまう難点を持つ。 【weapon】 とくになし。 【人物背景】 アインツベルンが作り出した、聖杯戦争用の傑作ホムンクルス。 魔術師殺し・衛宮切嗣と先代聖杯・アイリスフィールの間に産まれた、生きた聖杯そのもの。 来たる第五次聖杯戦争に向けて調整を施された、アインツベルンの尖兵。 自らを裏切った――と教えられた――父と、その後継者衛宮士郎への報復を胸に冬木に訪れた最強のマスター。 悪魔にして天使、冷酷にして無垢、横暴にして臆病、姉にして妹。 様々な側面を同時に内包する、ひとりの少女。 第五次聖杯戦争開始に先駆けての二ヵ月前、最強の英雄ヘラクレスを召喚しようとし―――― ……その直前、白いトランプに導かれた。 【令呪の形・位置】 イリヤの令呪は特別製であり、普段は隠れているが全身に刻まれている。 【聖杯にかける願い】 アインツベルン以外の聖杯などナマイキ。願いなど無いが、聖杯を取る。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/111.html
【白軍のバーサーカー】 『見てくれ!立派な木だったから燃やしてみたんだ! これでこのヘロストラトスの名前も少しは知られるかな!』 クラス:バーサーカー マスター:はるひ 真名:ヘロストラトス 性別:男 属性:中立・悪 ステータス:筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A クラス別スキル:狂化- 固有スキル: 【怖いもの知らず:A】 有名になる為ならどんな事も恐れない。 恐怖や威圧による精神攻撃を無効化する。 宝具: 【燃え去り消えろ美しき物(ナオス・ティオス・アルテミドス)】 「アルテミス神殿はこの世で最も美しい、だから燃やしてみた」 というバーサーカーの悪行の宝具化。 自分が触れているものを発火、炎上させる。 その炎は任意で消火出来るが自分も焼く。 【燃え去り消える不滅の名(ヘロストラティック・フェイム)】 自分の消滅と引き換えに自分が指定した対象とその宝具を消滅させる。 一度発動すれば解除は出来ず、炎に焼かれる苦痛はバーサーカーも味わう。 【解説】 有名になりたくてアルテミス神殿に放火したウルトラ罰当たり。 本人は一切反省しておらずサーヴァントとして現界したのも名を広める機会としか思っていない。 バーサーカークラスであるが狂化は付与されておらず天性の狂気でバーサーカー化している。 聖杯への願いは『有名になる』。